自律走行搬送ロボット(AMR)を 手掛ける「炬星科技(シリウスロボティクス)」がこのほど、約1億元(約19億円)を調達した。出資者は、安徽省産業転型升級基金(Anhui Industrial Transformation and Upgrading Fund)や銅陵市国有資本(Tongling State-owned Capital)など。同社が政府系投資機関から資金調達するのは今回が初となる。
調達した資金は、年産5万台規模のロボット工場建設のほか、スマート物流やスマート工場、清掃業務など活用場面に合わせたロボットの能力向上に充て、海外展開を加速する方針だという。
炬星科技は2018年に設立され、中国のAMR分野をリードする企業に成長した。同社はAMRのソフトウエアとハードウエアの双方で独自の知的財産権を持つ。19年5月に日本法人シリウスジャパンを設立したのに続き、23年5月にはシンガポール法人を設立した。
*2023年7月14日のレート(1元=19.3円)で計算しています。
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自律搬送ロボの「シリウスロボティクス」、新たに20億円近くを調達
■会社概要(中国本社)
シリウスロボティクス(Syrius Robotics、ブランド名は「Syrius炬星」といいます。)は2018年に中国で設立し、AMRのハードウェア・ソフトウェア開発及びAIoTサービスを提供するハイテク企業です。現在中国、中国香港、日本、シンガポールにオフィス及びデモセンターを構えています。同社の創業者兼CEOの蒋超氏がNVDIA、Googleで働いた経験があり、その時積んだ画像認識技術の経験を生かしてAMRの開発をリードしました。
■会社概要(日本法人)
会社名:シリウスジャパン株式会社
所在地:東京都江東区越中島2-1-38
代表者:蒋超
設立:2019年5月
事業内容:AMR(自律走行ロボット)とAIソリューションを活用して業務効率化を目指す
URL:www.syriusrobotics.co.jp
お問い合わせは、以下のアドレスまで電子メールにてお願い申し上げます。
sales@syriusrobotics.co.jp