GTPは「Goods To Person」の頭文字を取ったロボットで、「棚流動型ロボット」「棚搬送型ロボット」と呼ばれることもある。ロボットが倉庫の棚ごと商品を人間のところを運んでくれるので、ピッキング担当者が棚のところへ行かずにピッキング作業を行えるというメリットがある。デメリットとしては、初期投資費用が大幅にかかる事、安全のための無人化区画の設定や既存エリアとの緩衝地帯を設けるための専用ラック設置といった作業が必要になるケースがある。設置には、新しく倉庫を準備する大型倉庫等での導入が見受けられる。